顧客データやマーケティング必要なDWH CDP DMP

DWH.CDP.DMP いずれもデータを集めて管理するためのプラットフォーム

それぞれ目的が異なっており、機能にもそれぞれ違いがあるのでまとめてみた。

 

DWH→データを効率的に収集できる。時系列順に並べたり、データの変更も把握も可能。膨大なデータを適切に管理し、日々発生する業務の履歴も残しておける。

※データウェアハウスの略で、大量なデータを蓄積.保存する大規模なデータベースのこと。

データベースとの違いは、ストレージの容量が多いのと分析に最適。

 

CDP→連携いている複数のチャンネルを横断しながら、顧客データの収集ができる。顧客の行動もトラッキング出来、デジタルデータを有効活用しながら分析が出来る。マーケティングにおける広告の質も向上する。

※カスタマーデータプラットフォームの略で、住所.氏名.電子メールアドレス.電話番号など『個人情報』を格納し、既存顧客情報と匿名情報の双方で連携する。顧客単位の情報を管理するプラットフォーム。顧客の個人情報に当たる細かい情報まで、IDに紐付けて管理する。

 

DMP→具体的なデータを元にして、ターゲットを決められるため、より最適なターゲットの選定が可能、見込み客への適切なアプローチが出来る。外部データが非公開なのでデータの質を見極めるのが難しい、また導入や運用にかかる費用が高い。

※データマネージメントプラットフォームの略で、インタネット上に蓄積された様々な情報データを管理するためのプラットフォーム、cookie(PCやスマホのブラウザに保存される情報)、デバイス.IPアドレスなどの匿名情報のみで構成される。顧客の属性や嗜好に合わせてセグメント化した情報を管理するプラットフォーム。匿名の顧客データが属性単位で収集管理される。

 

まとめ

顧客一人ひとりに適切なアプローチをする場合にはCDP。

広く浅くアプローチしたい場合にはDMPの活用が最適。

収集するデータの精度が良いのはCDP。

収集するデータボリュームが大城のはDMP。