中国の不動産大手 恒大集団って、倒産?
恒大集団は、中国の大手不動産会社、プロサッカークラブの「広州足球倶楽部」をアリババと共同運営している。
- 【決算を見てみよう】
- 21年6月末では、短期間で返済する金額→流動負債が26.7兆円。
- すぐに現金化できる金額→現金と売上債権の合計4.5兆円。
- 負債が26.7兆円なのに手持ちは4.5兆円しかない。返済できない。
- 棚卸資産は、24.2兆円あるが不動産が主になるので、すぐには売却できない。
9/14の記事には、金融商品の償還やその他の債権の返済を求めて100人の投資家が押しかけているらしい。
9/15には、9/20期限の利払いもできない見込みだと主要銀行に申し出たそうだ。
※2020年9月も、債務不履行の可能性があるとされ、土地の在庫を3分の2まで減らし、その全ての物件を3割引きで販売している。
※恒大集団の今後は、倒産か銀行からの融資、政府支援しか残っていないと思われる。
※倒産の影響は、リーマンブラザーズの負債総額が64兆円、恒大集団が33.4兆円なのでどう影響するかは不明。